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2013.10.03
労働基準監督官のドラマ「ダンダリン」
昨夜から労働基準監督官のドラマ「ダンダリン」が始まりましたね。
社労士仲間の間では、労働基準監督官のドラマということで、放送前から話題に上っていました。
労働基準監督官は、あらゆる事業場において、労働関係の法律遵守をチェックする公務員です。
まさにわれわれ社労士が活動する領域と密接に関係する職業であり、監督官の方と接触する機会も多々あります。
昨日10月3日の第1話では、サービス残業にスポットが当てられていました。
残業分の賃金不払いを理由に、悪徳社長を逮捕するという内容です。
ドラマ制作者の意図としては、最近話題のいわゆる「ブラック企業」に焦点を当てることで、視聴率を獲得したいという意図があるのかもしれません。
監督の現場に立ち会うこともある我々社労士から見れば、監督官の振るまいがコミカルすぎますし、劇中で監督官が通勤途中に見かけた違法行為について、片っ端から注意してまわる、ろくに調査もせずに逮捕するなど、「ありえへん~」と、突っ込みどころ満載でした。(^^)
ただ、このドラマを通じて、すべての雇用関係に労働法の適用があり、会社の規模やその内部事情は法律違反の理由として通用しないという認識が広まればと思います。
「うちは法律なんて関係ないわ~」な~んて言ってた小さな会社の社長さんが、「労働法違反したら、エッライ目ぇに遭うねんな!!うちもちゃんとしとかんと!!」と考えてもらえるきっかけになればと思うのです。
第1話では、怪しげな社労士がチラリと登場しました。
この社労士・・・どのように描かれるのか、かなり気になっています。(^_^;)